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活動報告:2004年

第22回「教育基本法 知る・学ぶそして生かす」
2004-10-23
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■2004年10月23日 岩手県
(1)教育基本法の朗読と歌(竹田恵子)
(2)シンポジウム
藤井 江里 保護者
下家 美里 大学生
濱口  智 教職員
池田 賢市 中央学院大学(コーディネーター)

2004年10月23日(土)岩手県教育会館大ホールにて、第22回教育文化フォーラムIN岩手を開催しました。竹田恵子さんの教育基本法の朗読と力強く透きとおった歌声に相原真理さんのピアノがホールに響きました。300人の参加者は、じっと聞き入っていました。
 
 
パネルディスカッションは、パネラーに保護者の藤井江里さん、大学生の下家美里さん、教職員の濱口智さん、コーディネーターを池田賢市・中央学院大学助教授がつとめ、パネラーの本音での発言が、会場の共感を呼びました。

下家美里さんの「今だから言える。道徳の授業は、担任の期待する答えを察して答えていた。入口はたくさんあっても、善悪の判断など出口はひとつになっている。いろいろな判断があって当たり前なのに、いつの間にか自分の考えを言わないようにさせられていた」という発言や、藤井江里さんの「学級通信に模範的な子どもの作文だけが載るより、どんな文章でも全員の考え方がわかる、クラスの中での子どもの関係も見えるので、全員の文章を載せた学級通信がありがたかった」という発言を受けて濱口智さんが、学校の実情を話しました。ほかにジェンダーバイアスからのフリー、混合名簿、上履きの男女同色の話などを受けて、池田賢市さんは、教育基本法がなくなれば、ますますひとつの方向、ひとつの価値観に縛られていく、日常の生活に教育基本法を意識することも大切だし、改悪させないとりくみが必要だとまとめました。
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