活動報告:2005年
第19回「なぜ今、子どもの『発達障害』
2005-02-14
なのか─子どもの脳がねらわれている II」
■2005年2月14日
北村 小夜 障害児を普通学級へ全国連絡会
鳥羽 伸子 臨床心理士
北村 小夜 障害児を普通学級へ全国連絡会
鳥羽 伸子 臨床心理士
2月14日、日本教育会館にて第19回夜間公開研究会を開催しました。夜間にもかかわらず、200人の参加を得て、北村小夜さん(写真左、障害児を普通学級へ全国連絡会)と鳥羽伸子さん(写真右、臨床心理士)が講演しました。その後、講師が参加者からの質問に答えました。
北村さんは、学力テストに力が入れられる時には、障害児学級が増える、という過去の実例を挙げ、障害者がどのように扱われてきたかを説明されました。鳥羽さんは、障害者が置かれている社会的現状を丁寧に説明されました。会場からは、障害児が教室から排除され、他の児童と一緒に学べない実態がある、学校に要望しても長期にわたり戻れていない、などの問題提起がなされました。
講師からは、学校で教室にいても補助をする職員がついていることにより他の子どもと分離させられている場合もある、その子にとってどうすることが一番いいことか、子ども・保護者、学校、PTAなどとよく協議することが大切と話されました。また、障害があるかないかの違いではなく、すべての子どもに違いや課題があり、一人ひとりにあった支援が必要なのだと、講師は話されました。
北村さんは、学力テストに力が入れられる時には、障害児学級が増える、という過去の実例を挙げ、障害者がどのように扱われてきたかを説明されました。鳥羽さんは、障害者が置かれている社会的現状を丁寧に説明されました。会場からは、障害児が教室から排除され、他の児童と一緒に学べない実態がある、学校に要望しても長期にわたり戻れていない、などの問題提起がなされました。
講師からは、学校で教室にいても補助をする職員がついていることにより他の子どもと分離させられている場合もある、その子にとってどうすることが一番いいことか、子ども・保護者、学校、PTAなどとよく協議することが大切と話されました。また、障害があるかないかの違いではなく、すべての子どもに違いや課題があり、一人ひとりにあった支援が必要なのだと、講師は話されました。