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活動報告:2009年

第34回夜間公開講座「国際比較を通じて教職員の働き方を考える」のご案内
2009-03-05
「国際比較を通じて教職員の働き方を考える
~ふえる休職者・定年前退職者、子どもと向き合う時間さえない~」

■2009年3月30日(月)18:30~20:30
   日本教育会館 7階 707会議室
東京都千代田区一ツ橋2-6-2 TEL03-3230-2852(代表)
■主催:財団法人 日本教育会館
■後援:国民教育文化総合研究所
■報告者
   嶺井正也さん(専修大学教授・教育総研所長)
   白石利政さん(労働調査協議会 特別研究員)
   池田啓子さん(日教組生活局次長・女性部長)
■入場無料 申込不要

   国民教育文化総合研究所(教育総研)は、国際比較などの視点も踏まえて教職員の労働の在り方に関する研究・調査を行い、このほど、その報告をまとめました。それらによると、日本の教職員は、「学力世界一」などで知られるフィンランドと比べ、1日あたりの労働時間が5時間も長く、文書作成などの事務に追われ、授業準備や子どもと向き合う時間が確保できていない実態が明らかになりました。
  また、日本教職員組合女性部が実施した調査では、子育てや介護と仕事の両立が困難であることや、職務の多忙化などを背景に、女性教職員の定年前退職が年々増加しています。
   定年前退職や病気休職する教職員が増加する状態で、果たして学校教育の質は確保できるのか。教職員労働のあるべき姿について、国際比較などを通じて考えてみたいと思います。
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