活動報告:2010年
第38回夜間公開講座『「キャリア教育」には何が足りないのか?』
2010-06-08
「キャリア教育」には何が足りないのか?
-「社会学的労働教育」の必要性-
■2010年6月21日(月)18:00~20:00
日本教育会館 8階 第3会議室
東京都千代田区一ツ橋2-6-2 TEL03-3230-2852(代表)
■主催:財団法人 日本教育会館
■後援:国民教育文化総合研究所
■講演者
筒井美紀さん (法政大学キャリアデザイン学部教員)
■入場無料 申込不要
「過労死するなんてバカみたい。自分のことが分かっていないのだ」「三流大学にしか入れず日雇い派遣?そんなの、勉強しなかった本人が悪い」。
最近、社会学の授業ではこうした大学生の反応が少なくありません。その表現のどぎつさと想像力の欠如に背筋が寒くなります。社会の将来を考えると、危惧を抱きます。いわゆる「キャリア教育」だけでは、このような自己責任論を強めこそすれ、解除はしないでしょう。
では、労働者の権利を知り、労働トラブルに対処できる力をつけようという「労働教育」で補完すれば充分でしょうか?否。なぜなら「労働教育」は、下手すると、自分さえ助かればよい、という受け取り方を許容しかねないからです。不可欠なのは「社会学的労働教育」ではないか?ということを、ご一緒に考えてみたいと思います。
-「社会学的労働教育」の必要性-
■2010年6月21日(月)18:00~20:00
日本教育会館 8階 第3会議室
東京都千代田区一ツ橋2-6-2 TEL03-3230-2852(代表)
■主催:財団法人 日本教育会館
■後援:国民教育文化総合研究所
■講演者
筒井美紀さん (法政大学キャリアデザイン学部教員)
■入場無料 申込不要
「過労死するなんてバカみたい。自分のことが分かっていないのだ」「三流大学にしか入れず日雇い派遣?そんなの、勉強しなかった本人が悪い」。
最近、社会学の授業ではこうした大学生の反応が少なくありません。その表現のどぎつさと想像力の欠如に背筋が寒くなります。社会の将来を考えると、危惧を抱きます。いわゆる「キャリア教育」だけでは、このような自己責任論を強めこそすれ、解除はしないでしょう。
では、労働者の権利を知り、労働トラブルに対処できる力をつけようという「労働教育」で補完すれば充分でしょうか?否。なぜなら「労働教育」は、下手すると、自分さえ助かればよい、という受け取り方を許容しかねないからです。不可欠なのは「社会学的労働教育」ではないか?ということを、ご一緒に考えてみたいと思います。
には何が足りないのか?』