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出版書籍紹介:2003年

教育と文化 33号
2003-10-25
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特集:「ゆれる」義務教育制度
体裁:A5判128ページ
定価:1050円(消費税込)
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目次
〈巻頭言〉
孤立させられる「学び」(池田賢市)

〈特 集〉
「ゆれる」義務教育制度

インタビュー・ライフサイクルのなかの義務教育
─だれの、何のための義務なのか(桑原敏明)

・「多様、柔軟、分権、自由・自律」への改革の流れ
─外圧による支配の揺らぎに抗う文科省(瀬戸純一)
・子どもが負わされる学習義務(堀家由妃代)
・就学義務から教育義務へ(中川 明)
・就学義務制と学校選択(大桃敏行)
・教育特区とはなにか─その狙いと政策目的(御園生純)
・障害児と義務教育(一木玲子)
・国と地方の「共同責任」としての国庫負担
─義務教育費国庫負担制度の意味と役割(前田 武)
・EUにおける義務教育の現状(園山大祐)

少しややこしく能力主義を考える(3)(立岩真也)

〈パリ発・日高六郎のメッセージ〉
バカロレアの試験問題(日高六郎)

〈第20回教育文化フォーラムin山梨〉
基調
教育基本法の「改正」を巡って(市川昭午)
パネルディスカッション
ゆるせない教育基本法の改悪─子どものための教育改革をさぐる
(荒牧重人/井上敬典/雨宮年江)

〈資 料〉
初等中等教育における当面の教育課程及び指導の充実・改善方策について
(審議の中間まとめ)
教育と文化 32号
2003-07-25
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特集:教育基本法「改悪」の中教審答申を総批判する
体裁:A5判128ページ
定価:1050円(消費税込)
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目次
〈巻頭言〉
今こそ現場の意欲を支援する教育改革を(山本潤一)

〈特 集〉
教育基本法「改悪」の中教審答申を総批判する
・改悪答申に至った審議を振り返る(市川昭午)
・現行教育基本法を守ろう!
   ─「見直し」の答申はますます子どもを追いつめる(青木 悦)
・グローバル化時代の「国家戦略としての教育」
   ─中教審答申批判(大内裕和)
・教育基本法を「乗っ取り」おこなう国家の教育
   ─「旧態」をもって「新しい」をかたる論証なき中教審答申(長谷川孝)
・教育基本法に基づく教育振興基本計画の問題点
   ─計画行政と政策評価に関する法制度の視点から(佐野享子)

・人権を踏みにじる「たくましい日本人の育成」(石井小夜子)
・少しややこしく能力主義を考える(2)(立岩真也)
・「政治的教養」と「公共性」─主権者国民の自己形成(宮坂広作)
・人の心は変化するもの(福田誠治)
・大学改革と「知」の行方(小澤紀美子)
・外側から強制される教員の使命感(嶺井正也)
・21世紀世界秩序=男女平等の「主流化」に逆行する答申
   ─「男女共学」を削除してはいけない(柴山恵美子)
・教育基本法「改正」に反対する
   ─家庭教育の「宣揚」と
「学校・家庭・地域の連携・協力」を中心に(黒沢惟昭)
・国際的人権保障の否定と教育の一国家主義(ユニラテラリズム)(池田賢市)

〈パリ発・日高六郎のメッセージ〉
「国際的」と「国家的」と(日高六郎)

〈資 料〉
中教審答申に対する各界の意見等
(日教組/連合/教育学関連学会会長有志)
教育総研年報2003
2003-07-22
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体裁:B5判307ページ
定価:1650円(消費税別)
発行:労働教育センター

目次
「教育総研年報2003」刊行にあたって 嶺井正也

第1部 教育基本法問題研究委員会報告
教育基本法の"改悪"は許せない-いまこそ生かし、活かそう-
はじめに 7
1.憲法、教育基本法「改正」の動き 9
2.教育基本法擁護論の展開-改正論に抗して- 17
3.教育裁判における教育基本法の位置づけ 28
4.文化・伝統・公共性と教育基本法-教育勅語との関連で- 34
5.加速する能力主義・競争主義の教育 44
6.愛国心と教育のゆくえ 53
7.国際化と国際人権保障法の流れ 58
資料:教育基本法見直し諮問後の中教審総会、
        基本問題部会の開催状況 66

第2部 学校における「医療的ケア」を考える研究委員会報告
ともに学び、ともに生きる-学校における「医療的ケア」を考える-
はじめに 75
1.誰もが通えるあたりまえの学校をつくろう!
    -子どもたちの想い・問いかけるもの- 77
2."学校が好き、友だちが好き"
    -「医療的ケア」を必要とする子どもの想いを支えるために- 92
3.医療の立場から考える 97
4.擁護教員と「医療的ケア」 100
5.「医療的ケア」に関する法的検討 102
6.インクルーシヴ教育をめざす「医療的ケア」
    -アメリカとイタリアの場合- 107
提言 112

第3部 多文化共生教育研究委員会報告
「多文化」化の中での就学・学習権の保障
はじめに 117
1.多文化共生とは何か
    -いま学校教育に問われていること- 119
2.就学の保障のために 126
3.「日本語の問題」とは何か
    -学習、母語、アイデンティティとの関連で- 132
4.彼らの生き方と日本社会 139
5.地域の教育資源をどう活かすか-愛知県下の事例を中心に- 150
6.在日コリアンが求める教育 157
7.多言語社会の教育を手がかりに日本を見る 166
8.多文化教育と進路保障 174
多文化共生教育のための提言 181
「外国人児童生徒の指導に関するアンケート」調査票 183
「外国人児童生徒の指導に関するアンケート」基本集計 186

第4部 教育公務員法制研究委員会報告
転換期の教育公務員法制を考える
はじめに 205
1.「行政改革大綱」と公務員制度改革への発展 207
2.公務員制度改革 213
3.独立行政法人制度下の公立学校のありかたと教育公務員法制 217
4.地方財政制度のなかの公立小中学校教員の給与の決定方式 233
5.教職員の地位保障に関わる国際基準-交渉・協議の徹底を- 238
6.教育法制と労働関係 244
7.今後の課題 260

第5部 学びの論理と文化研究委員会中間報告
あしたの学びを考える
はじめに 267
1.いま、なぜ「学び」か? 268
2.学びを見直す「知」は現場にあり
    -保育現場と障害のある子も居る高校からの助言- 272
3.「受験学力」を考える 278
4.物語をたぐりよせる力 283
5.学びの場としての学校とコミュニティの再生 289
6.子どもたちは学んでいる、自ら学びたがっている 297
あとがき 306

2003年 教育総研活動の記録 309
教育と文化 31号
2003-04-25
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特集:加速する能力主義・競争主義の教育
体裁:A5判128ページ
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目次
〈巻頭言〉
子どもたちの悲鳴や嘆きが、もっと聞こえてくることに(嶺井正也)

〈特 集〉
加速する能力主義・競争主義の教育
・新市場主義=新自由主義を批判する
   ─市民的公共空間としての学習社会をめざして(井上定彦)
・能力主義をささえて繁盛する特殊教育(北村小夜)
・大学「大競争」のねらいは何か─大学改革の背景と問題点(矢倉久泰)
・「能力に応じて」と「能力主義」について
   ─憲法の読み直しのこころみ(中川 明)
・能力主義批判の危うさ
   ─「個性重視」・「家庭の教育力」をめぐって(井上寿美)
・少しややこしく能力主義を考える(1)(立岩真也)

〈教育基本法見直しに異議あり〈若者の発言〉〉
堀根ななえ/中村元彦/堀家由妃代/嶺井栄祐/中川登志男

〈教育基本法に思う─エッセイ〉
・はじめての教育基本法体験(杉谷昭人)
・「ステキ」な若者を育てなくする改悪の動き(坪井節子)
・教育基本法を生かすために(山本冬彦)

〈パリ発・日高六郎のメッセージ〉
さよなら、家永三郎さん、山住正己さん(日高六郎)

教育基本法を踏まえた人権教育(森 実)

〈資 料〉
中央教育審議会答申
「新しい時代にふさわしい教育基本法と教育振興基本計画の在り方について」
教育と文化 30号
2003-01-25
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特集:教育基本法の「きほん」PART V
体裁:A5判128ページ
定価:1050円(消費税込)
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目次
〈巻頭言〉
日本国の責任は(石井小夜子)

〈特 集〉
教育基本法の「きほん」PART V
─あらためて問う「平和国家および社会」の形成者
・「主権者」を問い直す
   ─教育問題における「主権者」の位置(西原博史)
・教育の自由と自治から生まれた憲法
   ─120年前の憲法草案から権利自由をみる(新井勝紘)
・市民社会の担い手をどう育てるか─ヘゲモニーと主体性(黒沢惟昭)

教育基本法に思う─エッセイ
・「戦後民主教育」─私の認識(柴田廸春)
・PTAの精神の根幹(味岡尚子)
・教育基本法危うし、フェミニズム危うし(宮 淑子)

座談会
人権を基本に据えれば教育が変わる─憲法が教育に託したものは何か
   荒牧重人(山梨学院大学)
   池田祥子(千葉明徳短期大学)
   新居晴幸(大阪府教職員組合)
   長谷川孝(司会・教育総研運営委員)

私の意見
青木 悦/池田知隆/石井宣明/奥平康弘/川上 忍/田村 文/
山下英三郎/山下惣一/片山直人

・子ども主体の学校づくりは、民主主義が体現される学校から
   ─全国教研にみる自治的諸活動のとりくみと課題(大平 滋)
・自治の力を育てる実践から
   ─北海道・向陽中学校の全校ミーティングなどのとりくみ(亀田勝彦)
   ─子ども発!子ども行き!学校を子どもたちの手に(徳成晃隆)

「愛国心」について─私の夢物語(日高六郎)

〈第14回夜間公開研究会〉
教育基本法「見直し」と国定教科書?『心のノート』を考える
(北村小夜/小沢牧子/長谷川孝)
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