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第10回教育研究所交流集会
2007-12-07
https://www.k-soken.gr.jp/files/libs/19/201605201715413021.jpg
 
第10回教育研究所交流集会は、2007年12月7日、各単組立研究所・単組代表者などが集まり、開催された。
教育総研の運営と研究活動に続き、茨城国民教育研究所と鹿児島県民教育文化研究所から報告がなされた。

茨城県国民教育研究所は、1974年に設立。1994年には図書館も設立され、県教研レポートのインターネット公開等がなされている。相談所も併設されており、他県に住む教職員からの相談も多い。
だが、研究所は今年度で閉鎖されることになり、継承可能な研究所活動は茨城県教祖の教文局に引き継がれる。
当日は、これまで34年間の活動の報告がなされ、「研究委員として研究活動に参加することで、学び、成長した。教育基本法改悪がなされ、本当はこれからが必要。継承すべきものを継承したい」と万感な思いでしめくられた。

鹿児島県民教育文化研究所は、財団法人鹿児島県教育会館維持財団の事業として行われ、図書館や教育相談室も設置している。
市民向けの「県民シンポジューム」と現場向けの「文化研究所ゼミナール」を年1回開催。
相談室は退職教員が相談員として対応する。他にも相談機関が増えたこと等によるのか相談者が減少している傾向にある。
市民向けのシンポジュームが2002年度で最後になっていることも含め、今後の運営についての課題が語られた。 

その後参加した各単組立研究所・単組代表者から活動報告と課題について報告され、子どもの権利条約を核にして教育基本法改悪に対抗できる実践を具体的に提起すべき、現場で読みやすい研究報告が必要等、意見交換がなされた。
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