特集:「学びの地平」を拓けるのか、「学力」は正当に評価されているのか
体裁:A5判128ページ
定価:1050円(消費税込)
問い合わせ:アドバンテージサーバー
こちらのリンクから注文できます。
目次
〈巻頭言〉
教育はだれのもの(高橋睦子)
〈特 集〉
「学びの地平」を拓けるのか、「学力」は正当に評価されているのか
~「ピサショック」を手がかりに考える~
・国際学力調査と教育のグローバリズム(福田誠治)
・地域間格差に標準を合わせるイタリア(嶺井正也)
・フランスの「学力」をめぐる支援と排除(池田賢市)
・ドイツにおける教育の学力保証政策(坂野慎二)
・テストの点数よりも「確かな学力」を
─デンマークの教育の豊かさと動揺─(福田誠治)
・中国と韓国の教育におけるPISAの影響(姜英敏)
・「日本」は「国際学力調査の結果」にどう反応したか(末藤美津子)
ルポ 「学テ」とは何であったか(矢倉久泰)
〈地球市民からのメッセージ〉
・先を見据える中国、後ろを向く日本(ヴィーラント・ワーグナー)
・フランスの列車内で突然、大声「アンタ!なにすんねん」(おほさわさいこ)
・日中の未来、私はそう心配していない。が......(劉暁こ)
・首相の靖国参拝で考えたこと(金賛汀)
・ぼくはシンガポールの高校生。
時々、背中に「日本」がついている気がする(井山雄太)
・「八十坂」越え、「来し方」に視線送れば......(田畑文枝)
〈私の本棚〉
・永井憲一編著『憲法と教育人権』(嶺井正也)
・浅野智彦編『検証・若者の変貌─失われた10年の後に』(太多和直樹)
読み物
・子どもの四季・学校の四季(第4回)(内田良子)
・「戦後日本教育年表」第5回(1964~一1972)(編集部)
〈資 料〉
・「教育基本法」を変える?「教育基本法」を解消する?
・「学力向上」狙い学テ?
~第26回教育文化フォーラムで厳しく指摘~
〈パリ発・日高六郎のメッセージ〉
「教育基本法」改正案の不思議