教育総研は、教育・文化や教育運動のあり方について幅広い研究を積み重ね、同時に学校現場の課題を意識しながら、今日的視点にたった政策提言を行っています。

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活動報告

 

活動報告:2006年

活動報告:2006年
 
第16回夏季研究集会:第2分科会「若者文化」
2006-08-19
問題提起 広田照幸(東京大学・若者文化研代表)
世話人  石井小夜子(教育総研)
参加者  19名

【1】問題提起(広田)
・若者文化研の趣旨紹介
・本日の討議の柱5点
(1)学校文化と若者文化:排除・取り込み・黙認
  学校は若者文化にどのように対応していけばよいのか。
(2)「自分探し」「居場所探し」と若者文化:生徒にとっての意味
  学校教育が長期化するなか若者文化は生徒にとって単なる消費行動ではない。学校文化と若者文化は生徒にとってどのような意味を持つのか。
(3)若者文化と問題行動:若者文化の秩序性と反秩序性
  大人の価値観と対立したり学校の日常を攪乱する面(秩序性)と、消費市場につなぎ止まらせ問題行動を抑制する面(反秩序性)がある。両面をどう考えるか。
(4)進路意識・進路と若者文化:夢と現実の問題
  「やりたいこと」に向けて進路を考えさせる指導や「やりたいこと」を見つけさせる指導が持つ問題がある。進路意識・指導と若者文化の関係はどうなっているのか。
(5)若者文化とどうつき合うか:まなざしと対応
  グローバル経済の圧力→労働力の両極分解を背景に「まじめに勉強しないと大変」な状況に。一方で若者文化がアイデンティティ形成に不可欠な状況も。ひたすら敵視もできず完全に許容もできない。ではどうする?

【2】自己紹介と感想(参加者)
  省略

【3】ディスカッション(結論のみ)
・若者文化と進学/就労((4)と関連)
  これまでの学校での就労あっせんの仕組みが崩れていっているなか、労働観をどう育ててゆくかが課題である。あわせて労働権や労働市場の現状について実質的な情報提供をすることも必要。若者文化を、サブカルとして切り捨てるのではなく、生徒が将来の準備をするための試行錯誤のチャンスとして位置づけてみてはどうか。
・若者文化と自分さがし((2)(5)と関連)
  若者文化には、自分探しのツール、友だちとのコミュニケーションツールといった「道具性」がある。大人が良い/悪いと断罪するのではなく、どう機能しているかを見ていかなければならない。
・若者文化と問題行動((1)(3)と関連)
  取締りや健全育成の名目で青少年文化が窮屈なものになってはいないだろうか。大人にとって「問題行動」と見えるものが実は若者の試行錯誤だったりする。そのことをふまえ、管理・干渉しすない若者の自律性をバックアップする教育を。
(文責:澁谷知美)
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