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活動報告:2006年

第27回 子どもの側から虐待を考える
2006-11-10
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■2006年11月10日 山形県
■シンポジウム
コーディネーター:
内田良子(子ども相談室「モモの部屋」主宰)

報告:
井上 仁(日本大学教授)
山本春枝(日教組養護教員部長)
 
 
第27回教育文化フォーラムは、第56次教育研究山形県集会運営委員会と主催。共催は西村山地区・北村山地区教研集会運営委員会で山形県寒河江市ホテルシンフォニーアネックスで行われた。コンサート、シンポジウムに先立ち、教育総研嶺井正也代表が、教育基本法の改悪阻止に向けたたたかい、さらには、この日のテーマ、虐待やいじめについてどう向き合うのか考えたいと挨拶をした。また、寒河江市の教育長より挨拶をいただいた。

コンサートは坂田明さんのサックス、黒田京子さんのピアノで、チェルノブイリ連帯基金のために出されたCDのなかから、映画音楽「ひまわり」や谷川俊太郎さんの詩に武満徹さんが曲をつけた「死んだ男ののこしたものは」を朗読、演奏し、心に残るものとなりました。

シンポジウムは、子どもの側から虐待を考えるということについて、コーディネーターに教育総研運営委員で、子ども相談室「モモの部屋」主宰の内田良子さん、シンポジストに井上仁教育総研「子どもの側から虐待を考える研究委員会」委員、日大教授、山形県福祉相談センター松本武士さん、日教組養護教員部長山本春枝さんより発言をいただいた。現場ではどう考えていったらいいのかという助言や提案、方法などが話し合われた。児童相談所と学校の問題、そこには養護教諭の意見も含め、もう少し時間が欲しかったという意見も多かった。この問題がさらに深く様々な場所で考えられていくことが重要であるということで、シンポジウムを閉じた。
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